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    星たちの音楽会

    頭の上には星をちりばめた空の丸天井です。
    こうしてモモは、荘厳なしずけさにひたすら聞きいるのです。
    ---
    ひそやかな、けれどもとても壮大な、えもいわれず心にしみいる音楽が
    聞こえてくるように思えるのです。

    (『モモ』 ミヒャエル・エンデ作 より)




    2011年 八重山旅行記(9月)

    【第8話 星たちの音楽会】


    夕飯の後、20時に玄関前に集合。
    星空観測タワーで、館長さんによる説明付きの星空鑑賞会があり、
    けだもとのご主人が車で送ってくれるというのです。

    かつて来た時は台風被害による破損で閉館していたので参加出来なかった会。
    とても楽しみにしていました。

    続々と各宿から集まって来るお客さんたち。
    どこでも街灯に照らされた生活に慣れている身としては、まだ月も上がっていない
    波照間の夜は神秘的に真っ暗でした。

    でも、その分、夜空には星がたくさん見えます。天の川もしっかり見えます。
    目が慣れてくると、さらにその数は増していき、もうただただ見とれるばかり。

    「はーい、お待たせし・ま・し・た。はじめまーす。」
    集まった人たち(30人くらい?)をかき分けながら、館長さんの登場です。

    「おぉぉぉ・・・!」と、歓声があがりました。
    流れ星が流れたのです。

    すると館長さん
    「あ、流れました?別に珍しくないんでね、驚かないでください。」
    と平然と言う(笑)

    「では、みなさん・・・」
    と言ったところで再び、「おぉぉぉ・・・!」と、声が上がる。

    今度は、館長さんが夜空に向かっておもむろに、ビヨーンと差し棒を、
    否、レーザー光線を伸ばしたのです。

    館長さんがこのレーザー光線で夜空の星たちを線で結んでいき、
    無数の星たちの中から星座を浮かび上がらせてくれます。

    まさに天然プラネタリウム。

    天の川を挟んで輝くベガとアルタイル。
    つまり、織姫と彦星です。
    そして、天の川を橋渡しするかのように飛ぶ、はくちょう座のデネブ。
    この3つの星を結ぶと、夏の大三角形なんですね☆

    浮かび上がった星座たちにまつわる神話も聞けるので、
    館長さんのガイドによる神話世界への小旅行です。

    こんなに無数の星たちから、星座を作り、それにまつわる物語を考えた
    大昔の人たちは、もの凄く想像力豊かだなと思います。

    何千年と昔の人たちと、今現在の自分たちが同じ星の光を見つめて、
    同じ物語に思いを馳せる・・・なんともロマンティックです。

    そして、そんな星たちの光は更に遥か大昔、何万年、何百万年も前に
    放たれた光なのです。

    宇宙というもののあまりに大きなスケールに気が遠くなってしまいます。

    説明の後、しばしみんな無言で星空を見上げ、星たちの音楽会に酔いしれたのでした。

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    コメント

    すごいですよね、、

    人工衛星が目視できちゃうくらいの満天の星空・・
    宇宙にきました!位の感動が味わえますね。
    いいなァ・・

    Re: すごいですよね、、

    そうですねぇ、感動的でした。

    東京にいると、街灯が明るすぎるし、
    仮に停電とかで真っ暗になったとしても、
    空が高い建物に切り取られて、波照間みたいに
    丸天井の星空は無理ですからね・・・。
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