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    やりきったどー

    チェロの発表会当日、生憎の雨。
    ちぇろすけは雨の日が嫌い。

    発表会やら演奏会の本番前夜はいつも緊張でよく眠れないので、
    今回ははじめから諦めて、深夜の実験室(キッチン)へ。

    ヨーグルトの仕込みや、黒蜜をコトコト作ったり、翌朝オカメインコたちに
    あげる野菜をザクザク刻んでみたり・・・。

    そうして(?)迎えた本番当日。
    出番の都合上、リハから本番まで2時間も待たねばならず、しばらくは客席で
    他の仲間たちの演奏を聴いて気を紛らす。

    控室に戻ると、相方が少し疲れた顔をして、「合わせましょうか」と言ってきた。

    彼女はちぇろすけと違って、疲れる程練習しまくることで緊張をほぐすらしい。

    練習は控室ではなく、廊下でベンチに座ってやった。
    廊下は思いのほか響きが良くて、弾いていて気持ち良かった。

    廊下を行き来する人たちが立ち止まって、ちょっとしたロビーコンサートの様(笑)

    「そろそろ舞台袖にお願いします」とスタッフから声が掛かった瞬間、
    ちぇろすけの緊張メーターが振り切り、目がクロール泳ぎを始める。

    直前まで暗譜も出来ていたのに、急に頭の中、真っ白。
    慌てて楽譜を持って舞台袖へ。

    送り出しをしてくれたみんなが、またいつもの緊張か、と呆れ顔(汗)


    舞台中央のピアノ椅子に2人並んで座り、お互い目を合わせて頷く。

    演奏開始。

    最初の一音が出てしまえば、あとはやり切るしかない!
    と、いきなり力んで指が固まり、弦を押さえきれず2つ3つ音を落とす。

    いかん!!!

    しかし、この数カ月、共に練習を重ねてきた相方がしっかりと繋いでくれて復帰。

    お互い危うく足を踏み外しそうになりながらも、上手く支え合って、
    いよいよクライマックスのちぇろすけオリジナルのカデンツァからのエンディング。

    たっぷり過ぎる位で良いと思っていたカデンツァが若干急いでしまったが、
    カデンツァ明けから2人で呼吸を合わせてゆっくりと美しく終わる部分は、
    お互い目を見て合図を出し、ほぼ完ぺき。

    最後の一音がホールに消えていくのを聴きながら、2人でニッコリ(^^)

    「やりきった!!!」という晴れ晴れとした気持ちと、
    「あぁ、これでこのデュオは解散かぁ・・・」という淋しい気持ちが合わさって、
    なんとも複雑でしたが、とにかく「やりきったどー!」

    控室に向かう廊下で、握手を交わし、また何かやろう!と約束をしたのでした。
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